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今年の元旦、自殺する勇気もなかった広田さんを助けた。
(カテゴリー「私ん家はプチ派遣村」を参照…)


来年の正月は平和に迎えられるかな、と思ってたら、
なんと、今年は年明け前に、

「昔の私」が現れた。

「昔の私」を救う千載一遇のチャンスでもある。
そんなわけで、またブッチ忙しくなったので、
体重が前日と同じだった日はブログをさぼることにする。

「クリスマス前のヤフオク」と「年賀状」もやんなきゃ!
大掃除だってしないといけないし、
何、この忙しさ。も~う。


【今朝の体重】 54.4kg
【昨夜の走行】 さぼり。
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いやはや、ようやく、先ほど、
ボクん家はプチ派遣村シリーズ」を書き終えました。
あー、疲れた。
これがないと、この記事に繋がらないので急ピッチで書き終えました。


さて、桃さんとようじさんの参加で行われた「第一回 ごはん会」。
その後の残物が、まもなく賞味期限を迎えようとしてました。

すごくおいしいのに、このままダメにするなんて、もったいない!!

そんな時こそ、彼の出番です。
現在、近所のドミトリーに居住の広田さーん!
プチ派遣村の記事以降、彼について書いておりませんでしたが、
仕事も順調でドミトリー生活にもすっかり慣れ、元気に生きてます。
つい先日、一緒に派遣切りに遭った仲間同士集まっての
飲み会のために栃木に行ってたらしいので、その話も聞こうかなと。

「塩辛あるよ、ごはん食べる?」で送信。

ご近所に友達がいるっていいねぇ。気楽に誘えて。
広田さんにはあれだけ恩を売っているのだが、←(笑)
無理な時は、遠慮なく「無理!!やだ!!」って言ってくれるから、
こっちも無茶苦茶なこと、言いやすかったりするのだ。

そんなわけで、

裏・ご飯会 開催( ゜∀ ゜)
takunomi02A.jpg
てか、ただの夕飯ですな(笑)

月に1、2回、広田さんと夕飯食べてます。
お野菜とか摂取してないんじゃないかと思うと、
もう、お母さんは…お母さんは、心配で、心配で…(´ДÅ)ョョョ。
(いつからお母さんキャラなのだ、ボクよ…)
この日も、お味噌汁にキャベツとマイタケとネギ入れて、
豆腐の上には、きゅうりの塩もみとみょうがをのせて、
富山のスーパーで買った「霊水入り白醤油」をかけまして、
やたら不幸に遭いやすい広田さんの厄払いをば…(笑)
出された物は何でも食べてくれる人なので、作り甲斐があるよ。

これ、塩辛と黒作りです。
takunomi02B.jpg

黒作りは富山ではポピュラーな食べ物で、
普通にスーパーに売ってるんですが、
イカの塩辛に墨を加えた、真っ黒な食べ物。
一般的にはスルメイカの刺身(いかそーめん)。
お土産屋に売ってた「ほたるいか」のは、
ちょっと珍しいかもしんない。

ほたるいかをビローンと箸で持ったやつとか撮ればよかったのに、
二人ともお腹がすいてて、そんなこと考えもせず、
がっついて食べちゃいました(´∀`*)エヘ。

で、食事の合間に聞いてみた。

ボク 「ね、栃木の友達(派遣切り仲間)に会ってきたんでしょ?どうだった?」
広田 「また、同じとこから派遣の募集があって、そこに行くみたい。」
ボク 「え!また同じ目に遭うかもしんないじゃん!」

正直、ボク的にはちょっと呆れる…。
他の仕事できそうにない人もいるっていうから、まぁ、なんだけど…。

広田 「いままで国の補償だけで、仕事せずに繋いでた奴もいた。」
ボク 「すげ。け、結構、国はお金使ってんのねぇ…」

まじめに働いてるボクとしては、複雑な気持ち…。

広田 「でも、もうギリギリだったって。やばかったとは言ってた。」

うんうん、国、そんなに無駄遣いもしてないみたい。

広田 「俺みたいに他の仕事が決まった奴もいたし…」
ボク 「うんうん。何よりだ。」



広田 「……ひとりだけ……自殺した。」



ボク 「…………え。」



仲間の中で一番、まじめな子だったそうだ。
もう少し、頑張ってれば、
また、昔みたいにみんなで一緒に働けたのに…、と。

ボクの今の派遣先では、仕事柄、人の死の話をよく聞く。
でも、死の話の度に、可哀そうにと感情移入してたら、
はっきり言って、心が持たない。
だから、サクサクと話を聞いて、役目を果たす。

慣れてるはずの死の話だけど、すごく身近に感じた。
久しぶりに心底、他人の死に対して「可哀そうに…」と感じた。
リアルに広田さんの姿を見てきたからだと思う。

あの時、ボクの心に余裕がない状態で、
広田さんを門前払いでもしていたら…。

どんなに寒かっただろう、心も体も。
どんなに悲しい気持ちで最後の時を迎えたんだろう。
あがいたりしない、物分かりのよい、優しい子ばかりが
先に死んでいくなんて、世の中はおかしい。

ボクは君の名前も姿も知らないし、
広田さんからもあれだけしか聞いてないけど、
でも、これも何かの縁だから…

…心から、今は君が穏やかな気持ちいることを祈るよ。

合掌。
派遣村シリーズ⑬ の続き。


「バナナ不動産(仮名)」で長時間拘束されたのが4月10日。
私ん家、「プチ派遣村」を出たのが4月16日。
「やぎ不動産(仮名)」ですっぽかされたのが4月18日。
 
そして4月24日、広田さんから一報があった。
 
これから「やぎ不動産に行ってくる!」とのこと。
4月18日に何時間も待たされたあげく、涙目だったあの不動産屋ですよね?
最初に奨めたのは私だけど、それはもうない選択肢だと思ってた。
 
また辛い目に遭って、傷つくんじゃないか、そんな心配をしていた。
 
ところが
 
 
広田 「決まった!」
 
 
え?まじで?
 
池袋でボクの仕事終わったら祝いの宴を開こうということになった。
待ち合わせ場所には久々に明るい表情の広田さんがいた。

本当に決まったんだ。
 
ゲストハウスでの滞在が!
 
やぎ不動産に行ったら担当のおばちゃんが普通に
「この前はごめんなさいねー、急用ができちゃって」と迎えてくれたそうだ。
しかも、そのおばちゃん、やぎ不動産を切り盛りしてるオーナーさんで、
本当に忙しそうだったそうだ。
広田さんと話してる間も、何度も「ごめんなさいねー」と電話に出たり、
従業員に指示を出したりしてたらしい。
ゲストハウスへの入居の話は、これまでの苦難が嘘のようにとんとん拍子に進み、
鍵の受け渡しまで済んでしまったそうだ。
 
実にあっけなく(笑)
 
あんだけ酷い目ばかり遭ってたのに、よくぞ最後のやぎ不動産のおばちゃんを信じたものだ。
その結果、広田さんは宿無し状態から解放されたのだ。
私だったら「暗に断ってるんだ。だったらハッキリ言えばいいのに」と
黒い気持ちのなかで自己完結しただろう。

ケロッとしてる広田さんのこういうとこ、私に無いスゴイとこだなと思う(苦笑)
 
自己完結しないで、もっと勇気をもって人を信じていたら…、
私を取り巻く人間関係はもう少し広かったかも…などと思ったりした。
こんなこと考えるってことは、人間不信が少し軽くなったというわけでもあり…。
広田さんを助けたことで、私もまたちょっと助けられたみたいな。
 
この祝いの飲みの席、私サイドの友達、桃さんも同席。
事のあらましを広田さんから直接聞いた桃さんは
「世の中にそんな次々不幸な目に遭う人っているんだ。びっくりだよ。」
「それでまたその不動産屋に行くってスゴクね?」
「まぐみちゃんからおおまかに聞いてた時は若干、本当かよ?って
 疑いの気持ちもあったけど、本人から聞いたらえらいリアリティなんですけど(笑)」
と述べていた。 ←ですよねー(笑)

聞き上手な桃さんのおかげで、一緒に居候してた時に言えなかったことも話しやすく、
桃さんに経緯を説明することで、これまでの辛かったことを思い返し、
なんか、私ら、よくやったよな!的な感があり…


なんか友情がより深まった感があった(笑)


うん、なんか久々に「友情」ってもんを感じた。


私は、「男」だ「女」だって関係より、
こう、なんていうか「人間」と「人間」の関係ってのを大事にしたいと思うし、
今はそういう関係の方が生きていくのに必要だったりするの。
「男」「女」いう前に、まず「人間不信」をなんとかしないとなんだよ。

こんな恋愛至上主義の現代社会じゃ、浮きまくりな私。
時には、さほど負けた感覚はないのに「負け犬」と呼ばれる独身30代の私。
祖母には「とりあえず、孫産んで、こっちに送りなさい」と帰省の度に言われる私。
(おばーちゃん、子どもは宅急便では送れませんよ。)

でもさ、こんな奴も、世の中に一人くらいいたっていいじゃんね?
ね、広田さん(笑) 
 

 
ボクん家はプチ派遣村シリーズ 完
 
 
 
更新遅延に拙い文章、長い間お付き合い下さり、ありがとうございました。
現在も広田さんはゲストハウス住まいで仕事順調です。
※ 最初から読む場合はコチラ
派遣村シリーズ⑫ の続き。


結局、私が超おすすめした「やぎ不動産(仮名)」には、
何時間も待たされて、担当の人に会うことすらできずに夜を迎えてしまった。
 
がっくりきている広田さん…。

今日はこれからどこで宿をとるんだろう…。

先日までの3ヶ月半が無ければ「今日ぐらい家に泊まっていきなよ!な?」
なんて軽く言えただろうが、タイムリミット切れして私ん家から出ていってばっかり。
今、泊めたらダラダラと期限を守れもせず、泊め続けてるのと同じになってしまう。
 
じゃぁ、なんて声をかけたらいいんだ?
 
分からないまま、口から出たのがやぎ不動産に対する不満の言葉だった。
広田さんは今の状況を自業自得と認めている。
だから、周囲を責めるようなことが言えない立場だと思っている。
元々、不満を人前でもらさない人だけど、
言いたいことがいっぱいあるのに貯めこんでるじゃないか?
代わりに私が言葉にして吐き出すことで、少なくとも、ひとりじゃない、
今の気持ちを理解しようとしてる友達がちゃんとここにいる、そう伝えたかった。
 
 
その後、広田さんは私を家まで送ってくれたあと、池袋のネオンの中に向かって行った。


別れ際に「戻っても仕事ないの変わらないけど、一回実家に帰ろうかな…」と弱音を吐いた。
広田さんから実家に帰るなんて言葉、聞くの初めてでびっくりした。
広田さんを知る人であれば、誰もが驚く、有り得ないセリフだった。
 
帰宅後、私は広田さんの今の心境を思わずにいられなかった。
こんな時にひとりで行かせるしかないなんて…。どんなに心細いだろう。
せめて傍でひとりじゃないよ、って…。

広田さんが女だったら、良かったのに。
(本人に言ったら怒るだろうなぁ)

そしたら、もう少しフォローができる気がする。
でも、いちよう、男のメンツってもんもあるよなって気にしてしまう。
特に広田さんは「いい男であろう」とする気持ちが強いし。
(幼少時代、女の子によく間違われ、男にナンパされたこともある人なのだ)

 
でも、どうにもこうにも、どう考えても、私は結局何もできなかった。

 
実家に帰るという選択肢も、悪くはない気がしたし。
何か広田さんの人生の流れが変わるキッカケなりそうじゃない?
…まぁ、広田さんの実家が関わって、
人生の流れが良い方向に向いたことないけどさ…。
今度こそ?
いや、今度こそとどめを刺される可能性の方が…(汗)
 

それにしても…
 
 
「お前が男だったら…」「広田さんが女だったら…」って思ってるのって
お互いに変な関係だよなー(苦笑)
でも逆に「広田さんが男だからこそ、うまくいってるよな~」とか
思うこともあるんだよね。
 

……広田さん、いなくなっちゃうか

 
…やっぱ、一番信頼している人間が

東京からドロップアウトするのは寂しいな。



派遣村シリーズ⑭ に続く…。

※ 最初から読む場合はコチラ
派遣村シリーズ⑪ の続き。


――前回のあらすじ――
お家探しで、何度となく不動産屋に門前払いを受け、
時には騙されそうになり、心身ともにボロボロの友人、広田さん。
くじけそうになってるところに「ここで決まるはずです!もうここで決まり!」と
私が猛烈プッシュした不動産屋。
私らは…その不動産屋の担当者に3時間待ちぼうけさせられていた……。
――――――――――
 
1時間後、もう一度電話してみるという広田さんと一緒に夕飯を食べに行った。
なにゆえ、こんな状況なのか、一生懸命考えてみる私。

 私 「…ねぇ、アポイントとる時って、だいたいの事情とか話したりしたの?」
広田 「いや、全然。まだ名前と連絡先くらいしか言ってない。」
 私 「仕事はもう見つけてあるってことは話してあるの?」
広田 「まだそこまで聞かれてもないし…。

家賃払えなそうだから、って理由ではなさそう。
電話での話し方だって、広田さんはちゃんとしてるしなぁ…。
ご飯を食べ終わって、また古本屋に戻って、立ち読みで時間つぶしすることになった。
折り返し電話する時間になって、広田さんがそろそろボクに声かけにくるかな?と
待ってたんだけど、呼びにこない。

10分が経過して、ボクが広田さんを探す。
 
が、…いない!
 
店内2周したけど、いない。
一人で出て、電話してんのかな?…にしては長いな…。
終わってたら、私を呼びに戻ってくるよね…。
 
あ、担当者帰ってきて、私に声かける余裕なく、
物件見学にいっちゃったのかな?だったらいいな。
そしたら、全然ここで待ってるし。

とりあえず古本屋の外に出てみることにした。
 
そしたら…
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